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〖予防が大事〗怖い病気、猫汎白血球減少症

こんにちは。

かもはら@院長です。


今日も、ちょっと怖い病気の一つをお伝えします。


なんだか怖いブログになっていますね。。。(笑)


とはいえ、お医者さんとして伝えたいのは、やっぱり
いつも元気なわんちゃんねこちゃんでいてほしい。


予防接種の大事な時期だからこそ、きちんと目をそむけずに
知ってもらいたい内容です。








今回の病気は、猫汎白血球減少症。


白血球は、体をバイ菌から守ってくれる最大の武器です。


この武器が減ってしまうと、体を守れないというのと
同じ意味になります。


この病気の原因は、猫パルボウイルスに感染することからなります。

どんな症状を示すかというと、

・脱水症状
・激しい嘔吐や下痢、血便、発熱など


 急速に体力が失われて元気がなくなります。


 いいワクチンができて、発症例は減少していますが、怖い病気です。

 また、同じ白血球のものでも、感染すると8割が3年以内に死んでしまうという
猫白血病ウイルス感染症というのもあります。

 これはまさに、人間の白血病と同じで血液のがんで、病気に対する抵抗力が
どんどん落ちていくので、いろいろな病気を併発し、死期をどんどんはやくなる
恐ろしい病気です。


 さらに、この病気の怖いところは、潜伏期間が長い点です。

 
 潜伏期間は健康に見えるために、ウイルスをもった排泄物が周辺に広がり、
恐ろしい事態を招くこともあるのです。



 
 かもはら動物病院























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